アートメイクの色素とMRIの影響:身体への影響と注意点

query_builder 2023/08/16 アートメイク 色素 定着 アフターケア

アートメイクの色素とMRI検査の関係について考えてみましょう。アートメイクは美容分野で人気があり、多くの人が気軽に利用しています。一方、MRI検査は医療の現場で重要な役割を果たす診断手法です。しかし、アートメイクの色素がMRI検査に与える影響や健康への潜在的なリスクについて聞いたことがある人もいるでしょう。なんとなく関係があることは知っていても正確なところはわからない。。。そんな方のために本記事では、まず、アートメイクの色素がMRI検査や、検査結果にどのような影響を与えるのか、どのような場合に注意をすべきなのかも考えていきましょう。アートメイク色素の成分や化学的特性が関与している可能性も考慮し、医師の視点から解説していきます。

アートメイクの色素がMRI検査に与える影響とは?

アートメイクは、色素を皮膚の中に入れ込む美容施術です。この色素がMRI検査に与える影響について説明していきます。


まず初めに、MRI(磁気共鳴画像法)は、強力な磁場を使用して体内の詳細な画像を作成する医療検査です。定期的に受ける健康診断等ではあまり使用されることはありませんが、MRIによって様々な病気をみつけることができますし、例えば癌などの腫瘍がどの程度まで広がりがあるのか、等他の検査ではなかなか分かりにくい診断をつけることも可能になります。

アートメイクの色素には鉄酸化合物などの一部の金属が含まれている場合があり、MRIの磁場によって金属の周辺に電流が流れ、熱を持ったり、火傷につながる可能性が理論的にはあります。

金属の中でも、磁性体/非磁性体(磁石にくっつく金属と、くっつかない金属)があり、通常MRIで問題になってくるのは磁性体の金属です。MRI検査の機械自体が巨大な、かつ超強力な磁石になっているためです。ただし非磁性体の金属でも、画像に影響を及ぼす場合はあります。(例えば非磁性体のチタンが配合されている場合はその部位だけ画像が通常通りに生成されない等)


昔のアートメイクの色素には磁性体を含有するものも多くあったようですが、近年のアートメイク色素はそれらの金属を使用していないものがほとんどですので、これから先アートメイクをいれようという場合にはまず大きく心配する必要はないと考えられます。

逆に10年以上前のアートメイクの場合などは、少し注意が必要かもしれません。とはいえアートメイクはあくまでもごく小さな範囲、ごく表層にのみに色素が限局しているのみですので、それによって大きく火傷を起こすことはそこまで心配する必要はないでしょう。
具体的な影響は個人によって異なる場合がありますが、アートメイクの色素がMRI検査に影響を及ぼす可能性があるため、事前に医療従事者に相談することが重要です。医師やMRI技師は、アートメイクの情報を正確に把握し、適切な判断を下すことができます。

また、目の周りの細い線(アイライン)や、ごく表層に色素が入ってるのみですので、大きな影響はないことが多いですが、アートメイクを施した箇所がMRI画像に影響を及ぼす可能性もあります。

したがって、MRI検査を受ける前には、アートメイクの情報を伝えることが重要です。MRI技師や医師は、必要な措置を講じることで、安全に、画像の正確さを保ちながら検査を行うことができます。また、MRI検査後には、アートメイクの色素に影響がなかったかを確認するため、アートメイクの状態をチェックすることも大切です。

アートメイクの色素がMRI検査に与える影響は、個人や色素の種類によって異なる場合があります。しかし、適切な情報共有と専門家のアドバイスにより、安全に検査を受けることができます。

アートメイク×MRI検査で火傷?

アートメイクは、一時的なお化粧とは異なり、皮膚の中に色素を埋め込むことで、長期間にわたって美しい仕上がりを持続させる美容医療です。しかし、アートメイクを施した部位によって、MRI検査に影響を及ぼすリスクがあることを知っておく必要があります。

MRI(Magnetic Resonance Imaging)は、磁気共鳴イメージングの略であり、体内の組織や臓器の詳細な画像を作成するために使用される非侵襲的な検査方法です。

アートメイク色素に含まれる酸化鉄などの成分は、磁場と相互作用するため、MRI画像に異常な影響を与える可能性があります。

特に問題になるのは、色素の部分(の中の、金属部分)に電流が流れ、熱を持ったり、その結果火傷につながる時です。

アートメイクが入っている状態でのMRI検査で火傷をしてしまったという報告はみつけることができませんでしたが、腕や肩にかけての大きな刺青の場合は火傷をしてしまった例があったようです。


アートメイクで火傷が生じる条件としては

①範囲が広い(面積、深さ両方影響します)

②色素の中の磁性体金属含有量が多い

③電流が流れやすい形状

これらを全て満たした場合になります。


①に関しては通常のデザインの場合大きな問題にはならないと考えられます。(なので火傷を生じたという報告が見つからないのだと思います。)

②に関しては、どのような色素を使用するかに依ります。最近の色素に限っていえば、一般的に使用されている色素の中には磁性体含有量の多い色素はありませんので、心配ないと思います。

ただしどのような色素を使用するかはクリニックや、アーティストによって異なりますので、心配な場合は、事前に質問してみてもいいかもしれません。

③これは、輪っかが該当します。眉毛の場合はあまり輪っか状にすることはないと思うので心配ないと考えられます。可能性を絞り出すとすれば、目をぐるっと取り囲むようなアイライン、唇の周りを一周するようなデザインのリップのアウトライン、乳輪あたりでしょうか。アイラインのアートメイクがある場合は、目を閉じてMRI検査を受けると良いそうです。(輪っかが線になるので)


運が悪く上記3つの条件を満たしてしまった場合は、アートメイクが熱をもち、最悪の場合、火傷してしまうことも考えられます。

そのため、アートメイクを施している場合は、MRI検査を受ける前に医師に相談し、適切な対策を講じることが重要です。医師は、アートメイクの色素の成分や使用箇所によるMRI画像への影響を評価し、適切な指示を提供することができます。


アートメイクとMRI検査は、美容と医療の両方の領域で重要な役割を果たしていますが、その相互作用を理解し、適切な情報を持つことが重要です。

アートメイクの色素がMRI検査結果に及ぼす影響とは?

先にも述べたように、非磁性体であっても、画像結果に影響を及ぼすことがあります。

具体的には、通常の画像を生成することができず、アートメイクの入っている部位に関しては正確な診断結果を下せないということが考られます。

ですので、これも運悪く、眉毛のアートメイクを入れたのちに(しかも非磁性体を含有した色素を使用して)眉毛のところに腫瘍を生じてしまった場合は、同部位の画像診断はMRI以外の方法をとる必要があります。

(ただし通常そのような腫瘍の場合、最初から、その部位を精査するためにMRI検査は行いませんし、別の検査ツールを使用します)

というわけで、眉毛やアイライン等の場合は心配いらないでしょう。


ただし、事前に申告がない場合、正常に画像を生成できなかった部位(=異常な信号)がなぜ生じたのか、読影をする医師が考える必要が出てくるかもしれませんので、検査の前に伝えていただく方が良いでしょう。

磁性体金属を含む色素を心配したほうがいいパターン

アートメイクに使用する色素が磁場に反応してしまう可能性を考慮した方がいいのは以下のパターンの場合です。


1.10年以上前のアートメイク

色素がMRI対応でないものもあった時代にいれたアートメイクに関しては、すこし注意が必要かもしれません。


2.海外でアートメイクを受けた場合

まずどのような色素を使用したかを後から問い合わせることが難しい場合、確認が取れませんので注意しておくに越したことはありません。


3.医療機関ではなく違法なサロン等でアートメイクを受けた場合

また、通常アートメイクの色素を国内で購入する場合は事前に医師免許等の提出が必要なことが多いため、違法なサロンは海外から色素を直輸入していたり、一般的に使用されている色素を使用していない可能性があります。また医療者ではない施術者の場合、MRIと色素の関係など、もともと知らない可能性もあります。そういった場所でアートメイクを入れた場合にも注意をした方が良いでしょう。


上記のパターンに当てはまる場合は、特にMRI検査の際には注意をしましょう。

まとめ

アートメイクが入っている場合MRI検査を受けられない訳ではありません。

ただし、アートメイクの範囲や、形、色素の種類等によっては、火傷などの健康被害が生じたり、正確な検査結果がえられない可能性があります。

したがってアートメイクを受けたのちにMRI検査を受ける可能性がある場合、事前に医療者へその旨を説明し、適切な指示を受けましょう。

とはいえ上記のような健康被害が生じる可能性は極めて低いため、そこまで心配する必要はないでしょう。

疑問や質問がある場合は、事前にアーティストへ確認をし、しっかりと納得した上で処置を受けることも大切です。

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横浜アートメイククリニック

住所:神奈川県横浜市西区岡野1丁目1−27 庄司ビル 3階302

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